ダニエル・フライシュ著(河辺哲次訳)「物理のためのベクトルとテンソル」岩波書店2013年刊)の§6-3_p210〜223より引用。
上記赤波線部分の内容は、注†3) Einstein文献 の第3回講義の前半で語られています。
ここの思考実験については注†3)文献の第3回講義の前半あるいは、別稿Einstein著「我が相対性理論」§23 と Bornの説明 を参照。
平行移動については別稿「平行移動とリーマン幾何学」をご覧下さい。さらに別稿「微分幾何学3.(曲面の幾何学)」3.(8)、あるいは「テンソル解析学(絶対微分学)」6.(5)2.などもご覧下さい。
また、上記の【2項め】の役割については別稿「基底ベクトル双対基底ベクトルと反変成分・共変成分(計量テンソル・クリストッフェル記号・共変微分とは何か)」4.(5)3.をご覧下さい。
注*7)の“176ページ*12の式(1)”とは別稿4.(4)4.の最後で導いた式の事です。
リーマン曲率テンソルを導くここのやり方は、別稿「微分幾何学3.(曲面の幾何学)」3.(5)、あるいは「テンソル解析学(絶対微分学)」6.(5)1.などをご覧下さい。
3次元ユークリッド空間中の曲面は“2次元リーマン空間”であるという事の意味は別稿「微分幾何学」3.(2)2.[補足説明3]を参照。
“基本計量共変テンソル”と“基本計量反変テンソル”の関係は別稿「余因子行列と逆行列の関係」1.(3)を参照。
ここで示した2次元リーマン空間についての計算を別稿「基底ベクトル・双対基底ベクトルと反変成分・共変成分(計量テンソル・クリストッフェル記号・共変微分とは何か)」4.(3)[例8]の2次元ユークリッド空間についての計算(下記の問6.9)と比較してみられたし。
すべての項の計算は、別稿「基底ベクトル・双対基底ベクトルと反変成分・共変成分(計量テンソル・クリストッフェル記号・共変微分とは何か)」4.(3)[例8]をご覧下さい。
リッチテンソルとリッチスカラーはEinsteinの“重力場方程式”(6.33)式の左辺を構成する要素(6.32)式です。その二次元の場合の計算をここで練習している。