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内山龍雄訳・解説「アインシュタイン 相対性理論」
岩波書店(1988年刊)の補足説明[23.]

 縦質量と横質量は解りにくい所です。このことに付いて文献103.の内山先生の解説を引用しておきます。ただし、少し改変しています。















 (23.6)式は静止系Kでの力Fと、力を測定する瞬間に運動電子が静止しているk系での力F’の変換式です。k系に於いても電子が動いている一般的な力の変換式は別稿「電磁場の相対性」5.[補足説明3]を参照されたし。


 ここの内山先生の解説で用いられている固有時はEinsteinが用いている、各瞬間に電子と共に動いている座標系K’系における時間に他なりません。固有時については別稿「4元速度、4元加速度と4元力」5.(4)2.なども参照されて下さい。

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