統計力学の先駆けの論文として、Maxwellの「気体の動力学的理論の例示」(1960年) は超有名です。しかし、この論文に続く Maxwell や Bolzman の論文は極めて難解で、 注意深く読んでも彼らが何を主張し、どの様に展開したいのか良くl理解できない。 それでそこの所を説明してくれる文献を探していたのですが、以下で紹介する稲葉氏の文献は。その当たりの説明を試みられています。
ただし読んで見られると解るのですが、その説明の仕方は今一つです。Maxwell や Bolzman が展開した理論そのものの解説があると良いのですが。
これは、稲葉肇著「統計力学の形成」名古屋大学出版会(2021年刊)の第1章 からの引用です。別windowで 参考文献一覧 を開いて参照されながらお読み下さい。
1-1 マクスウェルの気体運動論
1-1-1 「気体の動力学的理論の例示」 前史
1-1-2 「例示」の速度分布と粘性係数
1-1-3 「気体の動力学的理論について」 粘性係数と逆5乗法則
1-2 アンサンブル概念の萌芽
1-2-1 ボルツマンの気体運動論概説
1-2-2 多原子分子気体の運動論的考察
1-2-3 多原子分子気体のアンサンブル的考察
1-3 マクスウェルの「統計的方法」とアンサンブル
1-3-1 マクスウェルの「統計的方法」
1-3-2 マクスウェルのアンサンブル理論
1-3-3 ボルツマンによる検討
以下は、別稿「音速の理論2(分子速度と比熱比)」3.歴史的概観 を参照されたし。
ここは、別稿『J. C. Maxwell,“気体の動力学的理論の例示”(1860年)』を参照しながらお読み下さい。