アインシュタインの光量子論(1909年_2)Salzburg学会講演
アインシュタインの光量子説第5論文(1909年_2)を紹介します。これはSalzburgで開かれたドイツ自然科学者と医者の第81回大会での講演録です。以下の訳文は文献1.より引用した。 左欄に記入の数字は原論文のページ数です。
本論文についてはArmin Hermann著『アインシュタイン-ゾンマーフェルト往復書簡』p13〜14を参照されたし。













上記の ”このような意図で行った2つの考察” とは、別稿1909_1,年論文§6.と§7.のことです。特にその後半部分§7.の“純粋に電気力学的な計算”の部分を以下で取り上げて解り易く解説している。





参考文献
- 物理学史研究会編「物理学古典論文叢書2 光量子論」東海大学出版会(1969年刊)
本稿は、この中の5. A.Einstein著『輻射の本質と構造に関するわれわれの見解の発展について』の引用です。
Einstein, “Zum gegenwa¨rtigen Stand die Strahlungsproblem”, Physikalische
Zeitschrift, 10, 185-193(1909)
原論文は、下記URLにて閲覧可。これはプリンストン大学のアーカイブスの原本と英訳版のURLです
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-doc/599
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-trans/393#,
- ファインマン物理学U.「光、熱、波動」岩波書店(1968年刊)
7.“輻射減衰、光の散乱”、 15.“統計力学の原理”、 16.“ブラウン運動”
- 物理学史研究会編「物理学古典論文叢書2 光量子論」東海大学出版会(1969年刊)
この中の4. A.Einstein著「輻射の問題の現状について」が本論文の後半の議論の基になっています。
- A.Pais 著「神は老獪にして・・・」産業図書(1986年刊)
U.統計物理 4.“エントロピーと確率”、 5.“分子の実在性”
Y.量子力学 19.“光量子”、 20.“アインシュタインと比熱”、 21.“光子”
- 広重徹 著 『物理学史T』〈新物理学シリーズ 6〉培風館、1968年3月 (原著1966年)
この中から。 9-4.“アンサンブルの理論” を引用。
広重徹 著 『物理学史U』〈新物理学シリーズ 6〉培風館、1968年3月 (原著1967年)
この中から、 15-3.“光量子と比熱” を引用。
- シュポルスキー 著、玉木英彦他 訳 『原子物理学T』(増訂新版)東京図書、1996年
この中の§116.“光の場のゆらぎ”と、§118.“アインシュタインの方程式の実験的検証”を別稿で引用。
- 荒木源太郎 著「原子物理学」倍風館(1963年刊)
この中から第2章3.“光電子”、第4章1.“光電効果”、2.“光子” を引用。
- 吉田伸夫 著「光の場、電子の海(量子場理論への道)」新潮社(2008年刊)
第1章“粒子としての光”−アインシュタイン を別稿で引用。
- 吉田伸夫 著「思考の飛躍(アインシュタインの頭脳)」新潮社(2010年刊)
第4章“光の統計力学を求めて”−量子論 を別稿で引用。