これは、原島鮮著「熱力学統計力学」倍風館(1966年刊)の第10章と、テル・ハール著「熱統計学」みすず書房(1960年刊)の第1章からの引用です。ただし、解りやすくする為にかなり改変しています。
原島鮮「熱力学統計力学」第10章 統計理論の問題
(1)統計理論の問題
(2)気体分子運動論
(3)Maxwell分布の導出
(4)Maxwell分布からの結論
(5)Maxwell分布の実験的検証
(6)分子衝突の力学
(7)BolzmannのH定理
(8)H定理の吟味
テル・ハール「熱統計学」第1章 Maxwell分布
(1)Maxwell分布
(2)完全気体の法則
(3)van der Waals の法則
(4)衝突
(5)H定理
(6)H と entropy との結びつき
(7)H と 確率 との結びつき
文献解説
[補足説明1]
Joule(1851年)とKro¨nig(1856年)の理論についての、もう少し詳しい説明は別稿「音速の理論2(分子速度と比熱比)」3.(4)と(5)をご覧下さい。さらに別稿山本義隆著「熱学思想の史的展開」第28章第Y節も参照されて下さい。
あるいは別稿「統計力学」1.(4)1.をご覧下さい。
[補足説明1]
ここのもう少し解り易い説明は別稿「統計力学」1.(4)2.をご覧下さい。
上記の、「Einsteinのブラウン運動理論(1905年) と Perrinの検証実験」2.§4.[補足説明5]はこちら。
練習問題
[補足説明1]
以下の説明は、Maxewllの原論文をご覧下さい。以下の引用文は原論文にしたがって少し改変しています。
[補足説明2]
積分公式 1) に付いては別稿を復習されたし。
[補足説明1]
以下の説明は、Maxewllの原論文3.(1)を復習しながらご覧下さい。
[補足説明1]
ここは別稿「原子線による速度分布の検証」も参照されたし。特にそこで引用しているJeansの著書の記述を参照されたし。
[補足説明1]
ここの原島氏の説明は、私どもにはまったく理解できません。原島氏は読者が理解できる様に説明しようとする努力をされていませんね。
Boltzmannの元文献「気体論の講義」を読んでも、極めて難解で良く理解できません。それで、テル・ハール著「熱統計学」みすず書房(1960年刊)から、該当部分を付録として引用しておきます。
文献4.はこちらで引用。
分子線による方法については,別ページ「原子線による速度分布の検証」を参照。
文献11.はこちらで引用。
文献12.はこちらで引用。
文献13.はこちらで引用。
文献14.はこちらで引用。
文献15.についてはこちらも参照。
文献22.はこちらで引用。