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物理で利用する三角関数の公式を図上で確認します。公式一覧
中学校までは角度を測るのに分度器を当ててその目盛りを読んでいましたが、高等学校では弧度法で測ります。弧度法とは中心から半径Rの円を描き、弧A’B’の長さを半径Rの長さで割った値(radラジアン)で定義している。
上記の定義は[半径1の円が線分OA、OBにより切り取られる弧A"B"の長さ]と同じである。もちろん[弧の長さ]を[1の長さ]で割っているので次元は無いが値としては同じ事である。
だから、角度90°=π/2rad=1.57・・・radであり、角度180°=πrad=3.14・・・radとなる。また1rad=57°17’44.8”である。
最も重要な公式で、他の公式はすべてこれから導けます。
倍角公式は3.加法定理の特別(α=β)な場合ですが、図を見れば直ちに了解できる。
普通は、倍角公式を代数的に解いてα→α/2の置き換えをして求めるが、図からも了解できる。
普通は加法定理で証明するが、図からも明らか。
普通は加法定理を代数的に解いて求めるが、図からも明らか。
普通は7.の公式でα+β=A、α−β=Bとおき、α=(A+B)/2、β=(A−B)/2 に置き換えて証明するが、図の方が簡単。